Category: 「ブラック・カルチャー観察日記」執筆日記

忙しい夏のあと、9月はジャズ撮影とともに始まり、あれよあれよと言う間にもう9月も終わりに。
11月発売予定のブラックカルチャー本は、段々本の形になってきております。
タイトルも決まり、カバーデザイン案も出来上がって来た。
今5通りの案があるのだけれど、選ぶのはなかなか難しい。
とりあえず2つには絞ったけれど。。。
カバーには私の写真がカラーで使われます。
編集者からは「映画のワンシーンのような写真ですね」とお言葉を頂いた写真。
本の内容を1枚で言い表しているような写真が好ましいわけで、そういう意味で写真というのは奥深いし難しい。
カバーはとても大事。
商品としてのパッケージ。ここに力がないと。
そしてタイトルの文字が加わるとさらに、お互いを引き立たせるというか。
改めて、写真の仕事をしてきてよかったな、と思う。
カバーは大事だが、肝心なのは中身です。文章です。写真集じゃありませんから。
先日、加筆分の原稿も書き終わり、無事脱稿!
ゲラ刷りも仕上がって来て、今著者校正中。
執筆中から何度も目を通している文章なわけで、読み慣れているのだけれど、もっと読み込んでおかしな所は直さなくてはいけない。今のうちに。
編集者の校正後とはいえ、人間ですもの、間違いはあったりする。
私は他人の本を読むと、誤字脱字などにすぐ目が行くのである。人の文というのは、初めて読むので間違いが目に入りやすいのね。
だけど「読み慣れている」自分の文章というのは、見落としがちなのであるよ。。。なんて、こんなことを言っている場合ではなく、しっかりとチェックしなければ。
今回、執筆日記を記して、人から「大変なプロセスなのですね」と言われた。
ホント、本作りというのは大変なものなのですね。私も初めての体験で、いろいろと学ぶ事が多かった。
いろいろな人の手がかかっており、皆の力で世に出るのであります。
それだけに、愛おしい。
早く皆にお披露目したい気持ちです。