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シカゴからダイレクトにお届けする、知られざる黒人文化あれこれ。

Category: 「ブラック・カルチャー観察日記」執筆日記
脱稿バンザイ
roy1.jpg Jazz Trumpeter, Roy Hargrove


忙しい夏のあと、9月はジャズ撮影とともに始まり、あれよあれよと言う間にもう9月も終わりに。

11月発売予定のブラックカルチャー本は、段々本の形になってきております。
タイトルも決まり、カバーデザイン案も出来上がって来た。
今5通りの案があるのだけれど、選ぶのはなかなか難しい。
とりあえず2つには絞ったけれど。。。

カバーには私の写真がカラーで使われます。
編集者からは「映画のワンシーンのような写真ですね」とお言葉を頂いた写真。
本の内容を1枚で言い表しているような写真が好ましいわけで、そういう意味で写真というのは奥深いし難しい。
カバーはとても大事。
商品としてのパッケージ。ここに力がないと。
そしてタイトルの文字が加わるとさらに、お互いを引き立たせるというか。
改めて、写真の仕事をしてきてよかったな、と思う。

カバーは大事だが、肝心なのは中身です。文章です。写真集じゃありませんから。
先日、加筆分の原稿も書き終わり、無事脱稿!

ゲラ刷りも仕上がって来て、今著者校正中。
執筆中から何度も目を通している文章なわけで、読み慣れているのだけれど、もっと読み込んでおかしな所は直さなくてはいけない。今のうちに。
編集者の校正後とはいえ、人間ですもの、間違いはあったりする。
私は他人の本を読むと、誤字脱字などにすぐ目が行くのである。人の文というのは、初めて読むので間違いが目に入りやすいのね。
だけど「読み慣れている」自分の文章というのは、見落としがちなのであるよ。。。なんて、こんなことを言っている場合ではなく、しっかりとチェックしなければ。

今回、執筆日記を記して、人から「大変なプロセスなのですね」と言われた。
ホント、本作りというのは大変なものなのですね。私も初めての体験で、いろいろと学ぶ事が多かった。
いろいろな人の手がかかっており、皆の力で世に出るのであります。

それだけに、愛おしい。

早く皆にお披露目したい気持ちです。

Category: 「ブラック・カルチャー観察日記」執筆日記
11月発売予定!
hat1.jpg


すっかりご無沙汰であります。
出版作業は着実に進んでおります。ご安心を♪

最後の詰めの段階に入っております。
発売は11月に決定。 日にちも仮決定しておりますが、ハッキリ決定しましたらまたお知らせいたします。
なんだかんだと、あと2ヶ月ちょっとで世に出ます。

原稿はほぼ校正も終わり、整っている段階。
カバー写真はほぼ決まったけれど、中の写真が決まっていない。
サブタイトルは決まったけれど、本タイトルはまだ決まっていない(これが重要なので、時間をかけます。。)
だからまだ、色んな肝心なところが決まってなかったり。

建築でいうと、2階建ての一般住宅(決して高層ビルではありません)の家はほぼ完成したけれど、売りに出せるか?というと庭には芝もなくて土丸出しだし、植木もこれから選んで植えないといけない。。。。といったかんじで、まだまだ売りに出せる状態ではない。

家の方も、これからビニールはがしたり、ペイントの修正したり。
そしてなんと、まだインテリアが整っていない。カーテンも家具もない。
普通ならば、インテリア作業はその専門に頼むのですが、私の場合写真は自分のを使うので、家具(写真)選びの段階まで私になる。
家具の配置はプロに任せて。。。。といった感じ。
そんな作業はこれから。


近所にちょっとお洒落なスーパーがオープンするらしくて楽しみに待っているのだが、「もうすぐOPEN!」とずっと貼り紙しながらなかなかオープンしない。
窓の中には商品棚も揃っているし、ショッピングカートもある。
あとは商品搬入すればいいだけじゃないか。早くオープンしてよ!。。。。と思うのであるが、まあそう簡単に開店できないわけである。
出版作業も同じ、と感じる。
まだオープン前の店の裏の駐車場を見ると、新従業員たちがトレーニング中であったりする。
商品の種類の選択も肝心であろう。
そういうことは失敗できないのだ。準備が大変。

そんなわけで、これから発売日に向けて、さらに編集者会議を重ね、案を練って行く編集者たち。
これから彼らが本当に大変な時期になる。本当におつかれさまです。
原稿を完璧にして手放せば、もうライターたちの出幕はない。
私の場合、まだ写真があるけれど。


あと少し、どうぞ見守っていてくださいませ。

11月まで待っていてくださいね〜♪♪

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仮レイアウト作成中
fro11.jpg


暑中お見舞い申し上げます。

執筆は、6月末に「仮脱稿」をした。
「仮」というのは、まだ修正や加筆が必要によってはあるわけだけれど、とりあえずの「締め」である。

ここ2週間は、編集者が大変な作業中。
誤字脱字、表記チェックなどの校正仕事から、私の横書き原稿を縦組に流し込んでみたり「仮レイアウト」を作っている。
総ページ数がどのくらいになるのか把握して、余裕があれば加筆の依頼が来るだろうし、写真などの配置も考えなければならない。
その仮レイアウトが出来てから、次の作業に進む。

てなわけで、東京の節電中の暑いオフィスの中で、編集者たちが頑張ってくれているのであります。
かなり時間がかかっているので、本当に大変な作業中なんだろうな、と思うのである。頭が下がります。

もうそろそろ連絡が来るだろう。
どんな風にレイアウトが仕上がったのか、編集部からの案も含め目にするのが楽しみである。

本当に、1冊の本を作る過程は大変なものだな、と実感。

でも確実に、順調に前に進んでいるので、是非楽しみにしていてください!!


fro111.jpg
ここ数年の流行は、このFrohawkと呼ばれる髪型。
黒人の髪でやる、Mohawkのこと。
女の子はさすがにやってませんよ。男の子のスタイルですね。
スポーツ選手など「子」じゃない人もやっていますが。

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Blues Festival & 第一稿完了
blÇP1



先週末はブルースフェスティバルだった。
3日間、ブルース三昧。
今年もあちこちのステージを駆け巡り撮影撮影。

。。。。てなわけで、ちっともその間は執筆が進まず。。。。(汗)

今週は気合いを入れて頑張った。もう執筆開始から1ヶ月が経ってしまったのだ。

そしてさきほど、第一稿がやっと完了。
今後はさらに、編集者の意見を聞きながら、さらに原稿を磨いていく。

おそらくこれからの作業の方が楽しいのでは。。。と思う。。。が、いや大変なのかなあ?
なにしろ始めての出版経験なので、どんなもんか分からない。


最近よく執筆作業に使う近所のカフェ。
そこのカフェでは、「ブラックカルチャーの本を書いている変わった日本人」として既に有名である(笑)

そりゃー、アメリカ人にしても興味津々だろうよ。。。。私がなにを書くかって。
「ブラックカルチャーの本」と言うと、大体白人は絶句するのである。。。。ププ。


写真はブルースフェスティバルにて。
ブルースハーププレーヤーのビリー・ブランチ

エネルギッシュな演奏をする彼のファンなのでありますが、ステージの上から降りて来たときに、私と目が合い、私に顔をくっつけるようにしてしばらく長い間演奏してくれたのでありました。
カメラで撮影出来ない距離です、はい。
ドキドキしましたね(笑)
その日はいい夜でありました♪

Category: 「ブラック・カルチャー観察日記」執筆日記
順調に
soul.jpg


久々の更新です。
あっという間に新緑も濃くなり、シカゴは夏!
ここ毎日35℃を越す暑さ。さすがに体もだれだれです。

猛暑の日はクーラーの効いた室内でせっせと筆を進めるのもいいのですが、やっぱり外で夏を体感せねば!ということで2日続けて湖岸サイクリングへ。
こんな暑い日にわざわざ走らなくてもいいのでは。。。。ってくらい暑かったのですが、炎天下の中ビーチバレーをしたり泳いだりしている元気な人々を見たら、こちらも元気に。

。。。。と時々筆を休めてはおりますが(笑)、執筆の方は順調です。
第一稿が来週には上がりそう。

暑さに負けず、頑張らねば、ですね。

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Mami Takayama

Author:Mami Takayama
シカゴ在住のフォトグラファー&ライター。フォトグラファー的目線でブラックカルチャーを綴ります。

このブログを元に書籍化されたものが、「ブラック・カルチャー観察日記 黒人と家族になってわかったこと」となって2011年11月18日発売されます! 発行元はスペースシャワーネットワーク。
ブログの記事に大幅加筆修正、書き下ろしを加えております。いい本に仕上がりました。乞うご期待!

※当ブログ内の写真及びテキスト等の無断借用、転載は固く禁じます。

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